新緑の中の竹田城・・・播但線を散策

姫路市から播但線を北上した谷間に孤高の山城である竹田城があります。

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(南側の郭を眺める)
名物の霧のコンディションで撮れれば最高ですが、石垣自体も大変魅力的です。
山城は本丸を囲むように曲輪(郭)と称する城壁の区画が積み重なるように周囲に巡らされています。
もともとはこうした曲輪の構造は、下から攻めてくる敵を威嚇し、まっすぐに本丸に近づけないよう、進路を曲げ遮断する戦略的な意味合いをその形状に持たせていたようです。
もちろん兵員の詰所であり武器の倉庫のでもあったのでしょう。
竹田城の大きな曲輪は城下を見下ろす絶景の場所に今は静かにつわものの時代の名残を留めています。

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(北側に張りでた曲輪)

雲海撮影を主とする遠望では立雲峡という場所からと藤和峠からというのが定番のようですが、管理人なら別の山からのアングルを探すかもしれません。
この日の機材はD800EとAF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G EDだけで三脚無しなので手ブレまくりでした(笑)

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さてアプローチですが、折角だから麓の竹田駅を起点にして歩いて登ってみたいですね。
駅内には観光協会があり、素敵なパンフレットもあって杖も借りれました。
城への歩行ルートの途中には、寺町と言って水路のある古風な小径があって風情豊かでした。
南部の中腹にある駐車場からも登れますが、山城というのは武士の普段の生活の場であった城下と一体のものであり単なる石垣ではありません。
歴史の中でお城と城下の往来があったであろう当時を想像しながら、振り返る度に見えかたの変わる城下町、その周辺の山々の遠望を眺めてみるのもいいでしょう。
ですので山城の素晴らしさを本当に知る上でも城下から歩いて見るのが色々感じられて楽しいですね。

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あと付近の和田山地区には写真のような古いレンガ造りの車庫跡などもあります。

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竹田城や和田山へは、田園と集落を縫うように走る播但線のワンマンカーが旅のお供です。
尚、竹田駅には特急はまかぜが臨時停車することもあるようでした(2013年5月現在)が、管理人は知らず特急コウノトリを乗り継いで現場に移動しました。

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RE:竹田城跡

blueeyedsoulさん☆

レンガの車庫跡は和田山駅の草むらの中に建っており年代を感じさせる佇まいでした。
名物の霧は晩秋が狙い目ですが、雨後の霧が出る時期もいいかなと思いました。

山道を少し登って振り返りますと、爽やかな山風と共に竹田の城下の古い甍が箱庭のように俯瞰できます。
>破線以外の尾根で
色々発見があるかもしれません(笑)途中東屋までありましたが、北の方に伸びる道もあり麓の見え方も色々楽しめそうです。

RE:竹田城跡

ヒロさん☆

現場は、南北に続く谷間のJR沿線に沿って山風が清々しい風景でした。
駅の西側のお寺の横が登山口で約40分(地図上直線距離で800m)で頂上に達せます。
上には売店自動販売機等はありませんのであらかじめ麓で水分の補給が望ましいです。

高取城も規模的には全国屈指の山城ですが、立木が周囲を囲み眺望が四方に開けてないので少し残念に思いました。
石垣の積み方の工夫で今日まで崩れずに残った貴重な山城ですね。

竹田城跡

こんばんは!
いいですねー、以前テレビで紹介されているのを見て
いつか行きたいとずーっと思っていますがいつになるやら。
石垣も凄いけどレンガ造りの車庫跡にも惹かれました。
破線以外の尾根で登ってみたいと思うのは病気ですか(笑)

竹田城跡

あまりにも有名な撮影地ですが実は一回も行ったことが
ありません。電車だけでも行ける場所なのですね~
18-35mmのアングル、いいですね。
やはり広角は独特の雰囲気があって魅力的です。

RE:竹田城お疲れさま

夢色の世界さん☆

田園と谷間を縫うように走る福知山線、ディーゼル車のワンマンカーでゆったり走るのもいいですね。
奈良県の地元にも山城があり、高取城が有名ですが、布施城というのもありノミ取りという地名が残っております。間者が浮浪者に扮して城の偵察に訪れた際衣服についたノミを取ったとか。
色々伝承があり、城というものは面白いと思いました。

No title

竹田城お疲れさまでした。
歴史と風情ある町並み素敵で
竹田城は今や写真家が沢山いらっしゃるようで景勝地ですね。
それにしても石垣素晴らしい!
色々想像してしまいタイムスリップしてしまいそうです。

RE:山の城

ke-nさん☆

おはようございます。ここを天空の城とかラピュタになぞらえたテーマで撮影されている向きも多いのかなと思いました。
雲海が出る時期は晩秋ですが、雨後にも霧は出そうな地形なので桜の時期もまた楽しいのかなという感じです。

同様に、奈良県の高取城も山城としては羽柴秀長が力を入れて施工しただけあって複雑な曲輪を周囲に巡らせた超弩級の規模ですが、残念ながら周囲の杉の木が高すぎてここのような浮島イメージで撮影がしづらいかというところですね。
そういう点で、この竹田城は稀有な存在と言えますよね。

何百年も風雪や地震に耐えたその石垣、石垣に石垣を巡らせ南は播磨、北は但馬に霞たなびく青い山々を眺める時、先人たちのいい仕事に対する敬意のようなものまで感じさせられました。

山の城

ふぇるめーるさん、おはようございます。

これまた良いところに行ってこられたんですね。
雲海に浮かぶ城址を一度は撮りたいと僕も思っていますが、
まずはやはりその場所に立ってみたいですよね。
ちょっとした登りが意外にきつかった思い出があります(笑。

城下町も今と昔が入り混じったような風情を感じ、
ワンマンカーの質感も色も表現豊かで、
記憶が鮮やかに蘇ります。
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ふぇるめーる

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