菅平谷の乙女滝を探る・・・黒石谷から

大雨の降る翌日、短時間でしたが予ねてより関心があった乙女滝の位置を確かめに台高の黒石谷の上流(上流右又谷)をミニ遡行いたしました。
乙女滝はその規模において、下流の明神滝、霞滝に比肩しうる幽邃峡の滝です。

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乙女滝(40m)下段
久しぶりに崖に身を乗り出して恐々全貌を観察しましたが、上段を合わせますと感覚的には確かに40mというのは納得です。写真では伝わりにくいですが、周辺のと高さの臨場感はかなりエクセレント。
滝の姿も大変エレガントで、この滝を乙女滝と名づけた先人のセンスに納得いたしました。

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霞滝など他の黒石谷の滝と同じく、北向きの滝は撮り難いのは共通の様ですね。それ故面白い場所かもしれません。ゴルジュの終焉にこのような場所があるとは意外です。

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乙女滝からすぐの下流にある折合滝は、実は3段くらいの瀑布で全体では20mくらいあります。
これはその最下段です。

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乙女滝周辺は美しい連瀑布帯ですが、これはその最上部にある無名滝です。そろそろ紅葉が始まっていました。

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乙女滝の上部に出ますと、穏やかなナメ床があり癒されます。

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稜線に詰め上がる支谷の出合滝、この支谷は足場が良く軽快に上がれました。

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【雑感】
馬ノ鞍谷と同じ上流の谷ですが、水量は十分でした。
渋い巻きで乙女滝を越えるところがハイライトで、ここからは滝の全貌が確認できます。
この日は単独行ですが、ゴルジュ越えは滑落の危険性も大きく物見遊山という訳には行かないようですね。
菅平谷はとてもいい感じの谷ですが、ゴルジュでは左岸の岩場も凄い迫力でした。
最後の滝以降の上流域は打って変わって穏やかな流れになります。ですので早々に遡行を打ち切り左岸支流の谷を詰めて源流を目指しました。そして支流奥の崩壊地に出たところで右岸支稜線の山道にトラバースして大台の稜線に上がりました。

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RE:体力切れっていう

夢色の世界さん☆

管理人の場合、まっすぐ進まずあっちの支流が登れそうだとか、こっちの壁は冬場凍りそうだとか岩小屋にできそうだとか道草が多すぎてそうなってしまいました。
初期投資+イザという時の保険っていうんでしょうか(笑)
本来は短時間で回れるコースもあります。
源流域は非常に穏やかな川原でキャンプサイトなどたくさんありました。

ふぇるめーるさんが体力切れっていう
くらいだから大変だったんだなぁと
後ずさり。
私も秋に色々入りたかったのですがまた来年。
あまり冷たくないなら水に入っても
後で温泉で美しい滝を見たいもの。
エネルギー貯金しておきます。

RE:こんばんは!

blueeyedsoulさん☆

乙女滝いいですよ~!前後にはテン場は無いけれどゴルジュと滝の組合せがGOODでした。テン場は折合滝の横に少しあったと思います。前日の南から湿った空気が入ったことによる大雨の水が意外に温く、足が痺れるほどではなかったので太ももまでは水に浸かれました。 来年度は是非!ご訪問くださいませ。
管理人もそろそろ滝納めですが、なんとかもう一本は近場の渓流で骨休めしたいです。

RE:お疲れさまでした

夢色の世界さん☆

乙女滝は上から眺めるとエレガントですが、ゴルジュ内から見上げますと荒々しい面もあり二面性が興味深かったです。ので多分再訪は間違いないところです。
水は、今に入るのは月末いっぱいまで可能かもしれません。11月は流石にもう厳しいですね。本当は深切谷も回って行きたかったですが時間切れ体力切れ(爆)でした。

RE:黒石谷の盟主の上の乙女

ke-nさん☆

黒石谷は、本沢川の中でも特に滝場が多く今回のコースも意外な発見がありました。
乙女滝の横には氷瀑が発生する場所もあり、今回はそのルート下調べも兼ねておりました。台高の奥の氷瀑は御船ノ滝等を除くと概ねアプローチが???なのですが、ポストワサビ谷シリーズもじっくり検討しつつというところです。
是非明神滝、扇滝なども訪問されますと満足度は高いと思います。

こんばんは!
乙女滝って綺麗ですねー、気品のようなものを感じます
かなりしぶきを浴びられたと思いますが寒くなかったですか?

今年は大峰や台高の紅葉を見れずに終わってしまいそうです(泣)

お疲れさまでした

ふぇるめーるさんお疲れさまでした!
空から光が降り美しい作品で惚れぼれしました。滝もナメもいい感じ。
水の中は入られましたか?
この季節は随分水が冷たいので
ちょと心配しました。

黒石谷の盟主の上の乙女

ふぇるめーるさん、おはようございます。

ここも簡単には行けそうにない秘境の滝ですね。
黒石谷はふぇるめーるさんの記事、そして「秘瀑」の書籍を見てから、下流の滝からでも訪問してみたいと思っています。

山道もかなりおっかなびっくりのようで腰が引けておりますが(笑。

お写真一枚目の明暗、まさに秘瀑の雰囲気がありありですね。
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ふぇるめーる

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