悪条件を乗り越えて・・・(伯母谷の氷瀑4)

2月に入り、10度を越す暖かい日々が続き氷瀑も期待できそうに無い・・・と誰もが想像するでしょう。
だがそれは、あくまで平均的期待値がそうであるだけです。探せば、そう探せばある。

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今回は、ワサビ谷の本谷を歩きました。
ここ10日ほどの暖かさと雨でたいていの氷は落ちていました。沢の水量の多さに驚きます。

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途中の支谷15m2段です。殆ど融けかけの氷が不思議な形で残っていました。
ここまでは、先行者の足跡がありありがたくトレースさせていただきました。
ここから先の8m+8m滝の連瀑はたいへん美しいのですが、これも凍ってはいませんでした。

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8m+8mは左岸から越え更に廃道を拾って、ゴーロ谷を登って行くと、そこは
一ノ谷と本谷出合前の広場になっており周囲は不思議な氷の世界でした。

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右岸にもこんな氷柱が

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一ノ谷出合は、右に美しく屈曲するナメ滝(20m、本流)と左に巨大な一枚岩の12m滝(一ノ谷)が合わさる素敵な場所ですが、ここも氷瀑にはなっていませんでした。駄目かもしれない・・・しかし、ここで諦められず、更に上流を目指して右岸の大岩を高巻き、更にリッジを立ち木を掴みながら攀じ登ります。
下を気にしながらきわどいトラバースを経て、ナメ20m滝が遥か下になるころようやく一ノ谷20m2段滝が青い姿を見せてくれました。
写真とは諦めないこと、今日はそう感じました。

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このブログ、最初は個人の健康管理の為に始めた写真がきっかけでした。
今では写真仲間、滝仲間、そしてコメントや拍手を下さる方、リンクいただいている方、閲覧していただいてるすべての方のお陰で今も続けることができております。その点でとてもありがたく感じております。

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RE:こんにちは、初めまして。

甚五郎さん☆

ようこそ、大歓迎です!
ちょくちょく拝見に伺いますね。
ご訪問、こちらこそ大感謝です。
最近は悪戦苦闘撮影日記になりつつある(笑)つたない拙ブログですが、末永く宜しくお願いいたします。

こんにちは、初めまして。

ふぇるめーるさん、ご訪問ありがとうございます。
感謝感激です。

それにコメントまで頂けてありがとうございます。
ご挨拶が遅れて申し訳ありませんが、これからも宜しく願います。

RE:行かれてたんですね

パンダさん☆

土曜日の後、氷瀑の状態が気になって週明けトライしました。
単独行ということもあり出合で引き返すはずでしたが、出合のかなり上の奥の方に青い滝が見え、ここまでおいでとあざ笑うかのように峻立しておりました(笑)
それ以外にもナメ滝や支谷の氷柱など奥にも更に見所はありそうな予感があります。
次回OFFは宜しくお願いいたします。

RE:流れている水が凍る

さらんさん☆

小さな氷も大きな氷柱も、氷は毎年形が変わるのと季節限定なので飽きが来ないので嬉しいですよね。
太い氷の中で空気が泡で残りますが、面白い模様までできてるようですね。
道は険しいけれど、気分的には歓声を上げる様な出合が冬場は結構あります。この反動で夏は休眠かな(笑)

行かれてたんですね。

あきらめずにトライされてたようで、その精神力と行動力は、本当に凄いです。
結果、見事な氷柱が迎えてくれたようで何よりでしたね。
氷は、もちろん、最後の水の流れも極めて美しいです。

流れている水が凍る

滝が凍る事自体がすごいと思います。

そんな寒い中カメラを担いで山道を歩く
ふえるめーるさんがもっと凄い!

寒いのは苦手です。いつも部屋の中で
暖房機と仲良くしています。
外にある温水器の排水口にツララが付いていて((*^^)キャッ~~ と喜びました。

久し振りです、外で氷を見たのは・・・

別の世界を見せていただいてありがとうございます。

RE:標高も手伝いますが

夢色の世界さん☆

>無理はしないけど諦めない
仰せの通りだと思います。特に怖いのはトラバースですが、落下の時のインパクトを考えてできるだけ林の中を通過するようにしております。
今回は、時期が悪くダメモト(単なるアイゼントレで終わるもあり(笑))でしたが、どのくらいの気温でどのような条件の位置にある滝が凍るのかというような氷結データを得る目的もありました。
この20m滝は日陰でしかも北向きなので幸運にも残っていたのでしょう。直ぐ下の滝も駄目でした。固めの雪はアイゼンのくい込みが良いですが、ゴーロ谷の渡渉では確かに足を捻りやすいです。

RE:冬の厳しさ

ke-nさん☆

伯母谷の氷瀑シリーズも1から4の順を繰り返す毎にに高巻きが難しくなっております。
この日は上流の凍結度も遠望したかったのですが、霧に阻まれて見えませんでした。
さすがに今回は降りにロープを使いました。
この日は怖さでもう二度とここには行きたくない(笑)と思いましたが、やはり感動が残りまた新たな計画ができそうです。
観音氷は、オーバーハングになった岩の下で見つけたもので、以前なら分厚い氷の後ろに隠れていたと思われますが、この日は手前のでかい氷柱(直径約70cm)が何本か倒れて中の空洞が見えた次第です。何個がありました。

標高も手伝いますが、不思議と日陰とかの場所でなかなかとけない場所もありますね。無理はしないけど諦めない、ですね。経験値を重ねていくとある程度予測もできるようになると思います。私も野生に近付いていますよー。寒さがゆるみましたが、また寒くなるので氷の世界もまだまだ楽しみですね。今年の雪は雪がとけきれないうちに何回も積もっていったのでしまって固くなっていますので足首気を付けてくださいね。

冬の厳しさ

ふぇるめーるさん、おはようございます。

このところの陽気で、大峰の姿はどうなっているのだろうと想像する日々が続いていましたが、
さすがに厳冬の地、上へ進むことが出来ればまだまだ氷の世界なのですね。

諦めずに進むことで、見つけられた氷瀑。
さぞや感慨深いものがあったことでしょうね。
誰もが訪れることのできる場所ではないと思いますが、ふぇるめーるさんのがんばりに拍手です。

4枚目のお写真は、自然が作りあげた観音様のように見えました。
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